いつも73st。
ショットがビシビシと決まるときには、なぜかパットが決まらない。逆にパットが入るときには、ショットのほうが右往左往してしまう。なぜか73stで留まってしまう。ショットもパットも充分に60台を狙えるポテンシャルに在るというのに。
まったく不思議な現象である。
この現象は、上級者のゴルフに限らずアベレージプレーヤーのゴルフにも起こる。なぜか必ず101stになってしまう等が、それだ。
今日は1番ホールからショットが好調で、パットもビシビシ決まっていたのに何故か途中で大叩き。終わってみたらいつも通りの101st。いったい何なんだ? ってことなども起こり得るだろう。
これは、好調なゴルフの状態に対して、自己の観念が追い付いていないことにも由来している。では、その自己観念は如何に磨いていくのか? じつは、これこそがゴルフの上達(スコアアップ)に必要不可欠な要素であり、ショットやパットの技術分野の伸ばすのと並行して伸ばしていかなけばならない分野なのである。
上記73stのプレーヤーは、なぜ73stのプレーヤーなのか。
それは、自己の潜在的な部分で73stを破る ‟準備が出来ていない” ということであり、ショット能力やパット能力など技術の欠如ではない、言わば ‟ゴルフ力の欠如” だ。
ショットあるいはパットが不調な状態にあるときにも、それなりのスコアで上がって来る人がいる。彼らは、ショットやパットが好調なときには、周囲がビックリするような快スコアで上がって来る。