感動

2016マスターズトーナメントが幕を閉じた。
御存知の通り、松山くんが2年連続でベスト10フィニッシュを決めてくれた。
私は約40年間に亘って、このマスターズトーナメントをTV観戦しているが、これほど感動を覚えたことは、そうそう無い。日本人が、マスターズトーナメントで、堂々と、且つ当たり前のように優勝争いに絡んでいたのである。
これは凄いという言葉を超えた凄いこと。恐らく、アジア地域のゴルファーの殆どのゴルファーは松山くんの素晴らしいプレーに大きな期待感を抱きながら、四日間の行方を見守っていたはず。もちろんプロもアマも問わずである。

残念ながら、日本人を除いてのアジア地域の人々は、、、かもしれないが。

昨日の日曜日、マスターズの三日目のTV放映がラウンドレッスンを私が行うべき某ゴルフ場のフロントロビーにて映し出されていた。私は松山くんのプレーが気になって仕方がなかったし、世界に名だたるスーパースター達のプレーに対する見解を述べるのも立派なレクチャーの一つだと思って、このマスターズTV観戦を、スタート前に行うレッスンとして活用させていただいたのである。
ところが、である。私の生徒さんがた以外には、フロントロビーの超大型テレビの前に足を止める人が居ない。自分達が趣味にしているゴルフで、しかも世界の祭典でもあるマスターズで、自分達と同じ日本人が大活躍をしているにも関わらずTV観戦をしている我々に、「松山英樹はどうですか?」と声をかけて来る人さえ居ない。

しかし日本人。殆どルールも知らないようなサッカーやラグビーには熱狂するようだし、錦織くんが頑張っていると報道されればテニスに熱狂するのである。

いまの日本人。きっと、「これが美しい」と報道されれば美しく感じ。「これが感動的だ」と報道されれば感動するのだろう。
誰かに指示されなければ “感じることさえ出来ない” のか。
『感動』は、共有すべきを強要されるものではありません。

ゆっくりと周りを見回してみる。・・・胸を打つ風景を感じるかもしれない・・・心を打つ何かを感じるかもしれない・・・。自分が何かに感動したことを、誰に影響を受けたものではない感動を、家族や友人に話してみよう。
豊かな感受性を持って、より有意義な人生を歩みたいものだ。

 

【Gスタジオ&合田洋ゴルフクリニック】

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