「レッスン」というものを、私はこう考えています。
心と心の対峙であると。
単なるスウィングのレッスンや、生徒に威張りくさった押し付けがましいレクチャーは、私の「レッスン」ではないということ。
だから単にスウィングの形やメソッドをレクチャーするといったことは無い。もちろん、誰かに任せて俺ゃ知らん!ってことも有り得ない。
だから私の「レッスン」は現場主義。
生徒さんがたは、それぞれに体力や身体能力または経験が違うのは元より、なによりも性格が違うから、レクチャーを受け止める姿勢やレクチャーを受け止める能力にも差があります。「レッスン」というやつは、じつは、ここが重要です。これは、ゴルフに特化されたものではありません。世に先生と呼ばれるかたがたは数多くいますが、敢えて苦言を呈せば! 「教える」ということは仁術でもあるということです。
優しいとか、上達が速いとか、一生懸命に教えてくれるとか、判り易かっただとか、、、そんなことを生徒さんがたから言われますが、あのね、そんなのは当たり前のことなんですよ。
教える側が、教えられる側の「気持ち」に立って初めて、そのレクチャーは息を吹き込まれる。生きたレッスンになるんですね。
故に、充分にゴルフの経験を詰まれたかたも多くいらっしゃいます。
その方々の悩みは「迷路に入り込んでしまった」というものが一番多い。
イップスにかかってしまったなんて人や、なんとかメソッドで迷路にハマってしまったとか、どこそこの誰それ先生に習ったらボロボロにされてしまったとか(笑)・・・まぁ彼らも悪気は無いのですが。人によって問題点が様々であることを、彼らは判らないだけなのです。
うちのスタジオが駆込み寺的なレッスン場になっているのにも、ゴルフレッスン業界的には大きな問題だと思うのですが。。。